《MUMEI》

星羅はズボンに手を当てた。


「!!」


しかしここに入っていたはずの財布はなくなっていた。


あいつら…


「??どうしたの?」


「ヒョーリお金貸してくれない?」


「うん、いくら?」


「1000円良い?絶対返しにくるから」


「うん」


雹里は自分のバックから財布を出し千円札を星羅に渡した。

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