《MUMEI》 麻美「優斗…」 「優斗と、ずっと一緒に居たいの…」 「けど…」 「今は…」 俺「…」 麻美「どうしていいか、わからないの…」 俺「…」 麻美「周りの人達、凄くいい人達だけど…」 「…やっぱ、会いにくいなぁ…」 俺「エリや、アキラさんも?」 麻美「…ちょっとね…」 俺「…そっか…」 麻美「私の気持ちの持ちようだってのは、わかってるの…」 俺「…」 麻美「…タケって人も、私を軽い女だと思って、あんな事言ってたでしょ…」 「…みんながそうとは思わないけど…」 「…優斗…いい気、しないでしょ…」 俺「俺は、ともかく、麻美が気にしてるんじゃ、ムリだよね、みんなで楽しくってのは…」 麻美「楽しいんだよ、増田さんも、酒井さんも、いい人だし…」 「私の気持ちの問題なの…」 俺「…」 麻美「誤解しないでね、」 「みんなを疎遠にしたいなんて言ってないからね…」 俺「わかってるよ」 「みんなと一緒に居ても、麻美が、よけいな事を、気にしないようになれれば良いんだよね」 麻美「…そうなんだけど…」 俺「…一緒に考えよう、麻美」 麻美「…うん…」 俺「帰ろう、麻美」 俺は車を走らせた 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |