《MUMEI》

私の元家の門を通ると
他の人達がチラチラとこちらを
見てくる

闇神を見ると目があい
気にするな、と目で言ってきた

私は気になるんですけど

「華ーーどうしてーーどうして自殺なんかぁぁぁぁぁ」

母の泣く声が聞こえる
ん?なんて言った?自殺?

「じ「こらこら、ここで叫んだら自分注目の的やで?」

私が叫ぶ前に闇神が私の
口を手で押さえた

「ぷはっ…だって自殺って」

「そういう事にされとるみたいやな」

そんな…
私を殺した奴ぶっとばす

「帰るで」

「へ?」

私は闇神の一言にほうけてしまった

「今事件の事調べようにもあの状態や、出直したほうが効率ええやろ、遺体はまだ燃やされんやろうしな」

「分かった じゃあ明日の朝だね」

「はぁ?何言っとんねん」

闇神の方を見るとありえないという
顔をしていた

「出直すのは今晩 今日の夜や」

その言葉に今度は私がありえないという
顔をした

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