《MUMEI》

電車の中


夕日は沈み始めていた。


雹里は1人で読書をしていた。


ひづき、星羅とは電車の線が違うため帰るときはいつも1人


雹里は学校まで1時間半以上かかって来ている。


すると他高の見た目から不良の奴らが雹里に近づいていった。


不良3人組は雹里を囲むようにして立った。


しかし雹里は気づいていないのか、ただ本に視線を向けていた。


「ねぇねぇ俺たちと一緒に遊ばない?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫