《MUMEI》 「檜泉君も本好きなの?」 「うんまぁね」 「そうなんだ、それより檜泉君はどこで降りの?私は次で降りるんだけど」 「あぁ俺はもうとっくに過ぎてるよ」 「えっ?じゃあなんでまだ乗ってるの?」 「言ったでしょ、お姫様のボディーガード中だって」 「??」 雹里は良く分からず、首を傾げた。 檜泉はそんな表情をする雹里に微笑んだ。 前へ |次へ |
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