《MUMEI》
第1章
「ところで、つかさはリボンを取って、三つ編みにするべきだと思うのよ。だから、しばらくは、リボンなし三つ編みね。具体的には文庫本で言うと280ページ分ぐらい」
「………」
またこなたが変なことを言い出したよと、お昼にお弁当を食べながら、加々美達は思った。
「いや、リボンありにしても、髪を赤く染めて欲しいね。いやいや、それどころか、三つ編みに赤髪だね」
「…………」
言うべきことを言ってやった感溢れる様子で、こなたは、再び弁当に箸を付ける。
どれぐらいの仕事をしたかと言えば、具体的には文庫本で280ページ分ぐらい。つまり1巻分の終了であって、1巻の終わりで、ここからは、2巻だと思ってください。

次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫