《MUMEI》 どうやって皆に広めるか悩みまくった俺は、 勝手に桜の木の前に看板を立てた。 『この桜には神様が宿っています』 シンプル イズ ベストだぜ! そして、数日がたった。 「おぉ! 咲いた!」 一つだけだけど、確かに桜の花は咲いていた。 看板効果抜群! 「誰も、いないよな?」 「いるぞ、僕が。」 「良かったな! 桜、咲いてんぞ」 「………。」 「ん? どした?」 「か、感謝する。ありがと…。お前のおかげで、僕も消えずにすんだ。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |