《MUMEI》 『何をする!私は、たった今ここに来たばかりだ。一体何を勘違いしてるんだ。』 『このライターに、見覚えは…?』 刑事は、手に持ったライターを神野に見せた。 『それは、結婚祝いにクラスの生徒達が贈ってくれたライター…何故、ここに?』 『死体がしっかり握り締めていたよ、死人に口無し…とは言わせない。 お前は、学園長を殺して逃げ出した後で〜このライターを無くした事に気が付き、ここに戻って来た。 人っ子ひとりいない学園だ、まだ事件は発覚していないと思ったろうが…甘かったな。 この学校の用務員が、この部屋から抜け出したお前を目撃して、死体を見つけ通報してくれたんだ。』 『馬鹿な、私はたった今、ここに来たばかりだ!しかも学園長を殺したなんて!』 『こら、反抗するか!』 『放せ!放してくれ!』 『言い訳は…署で、やってもらおう!』 神野は〜手錠をかけられ連行された。 前へ |次へ |
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