《MUMEI》

部屋着に着替えながら
麻美が言った

麻美「ねぇ、優斗、さっきの酒井さんの行動、
どう、思う?」

俺「ん?、酔っ払い」

麻美「そうじゃなくて、私の膝で…」

俺「んー、酔っ払って、麻美に甘えちゃったんじゃないかなぁ」

麻美「…そうじゃなくて…」
俺「?」

麻美を見たら、困った顔しながら、こっちを見てた

麻美…下着姿…
思わず視線が…

俺「今日の下着、見たことないなぁ」

麻美「こないだ、買ったの、エリとお揃いになっちゃった、エリ真似して買うんだもん」
「…話し、それちゃった…」
俺「ごめん」

麻美の腰元に膝立ちして
ショーツに顔を近付けた

麻美「あん…優斗ぉ…」

麻美の敏感な部分に、鼻を押しつけた

麻美「…優斗、嫌、あぁいうこと…」

俺「…ケースによるけど…なんで?」

麻美「あっ…こらぁ…」

俺、指をショーツの横から差し入れた

俺「濡れてるよ…麻美」

麻美「優斗が触るからでしょっ」

麻美にひっぺがされた

麻美「お話し出来なくなっちゃう」
膨れっ面の麻美

俺「…何が聞きたいの?」
麻美「優斗、嫌かなって…」

俺「…麻美、パンツ脱いだら、答えるよ…」

麻美「 ///… 」

俺「いまさら、俺の前で、恥ずかしくないだろ」

麻美「恥ずかしいょ…」

俺「脱げよ、麻美…」

麻美「…私の質問に全部答えてくれる?」

俺「うん」

麻美「本音で答えるんだよ」

俺「うん」

麻美「…優斗…顔がやらしい」

俺「うん」

麻美「…」

麻美、片足づつ、ショーツを脱ぎ、俺の前に立った

指を伸ばす俺

麻美「お話し、終わってから…」

俺「ちぇっ…」

麻美「優斗が嫌なら、もっと、考えて行動しなきゃって…」

俺「さっきみたいなのは…」
「まぁ、プチ嫉妬するけど、騒ぎ立てるほどでもないかなぁ…って…」

麻美「うん、私も、そう思うんだけどね…」

俺「ぶっちゃけ、相手にもよるけどね」

麻美「…」

俺「どんどん、エスカレートしてく人だと…」

麻美「…うん、そうだよね…」

俺「…まぁ、酒井さんは、大丈夫かなぁって…思うけどね…」

麻美「…うん…」

俺「何で?俺に聞きたかったの?」

麻美「私…よく考えたらね…」
「ちゃんと、異性と交際した事って…ないのょ…」
「相手がどう思うか…」
「考えた事…」

俺「俺だって、そうかも」
麻美「優斗は、友達に対しても、気を使って、ちゃんと対応してるじゃない…」
俺「そうかなぁ…」

麻美「私はさ…いつも…嫌なら逃げてたし…」
「自分の事ばっかり…」

俺「麻美は?酒井さんに膝枕して…嫌?」

麻美「…私的には、あのぐらいまでなら…」
「優斗が嫌なら、断るなり、逃げるなり、上手く行動するようにするけど…」

俺「2人っきりでされたら嫌だなぁ」

麻美「2人きりならしないよ」

俺「じゃぁ、もし、酔っ払って、胸もまれたら?」

麻美「え?」

俺「みんなで飲んでるときとかにさ」

麻美「…逃げちゃうかな…席外したりして…」

俺「…怒らないんだ…」

麻美「優斗の知り合いだと…どうしていいか…」

俺「タケだったら?相手が」

麻美「…考えるとね…ベストの行動が、わからないの…だから、みんなと一緒に居たくないって…」

俺「麻美の自由でいいんだよ」

麻美「…」

俺「キレたかったらキレる、流したかったら、流す」
「場の雰囲気とか、俺の気持ちとかは、その次なの」
「わかる、意味?」

麻美「……」

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