《MUMEI》

雪耶はズルッと椅子から落ちた。


「まぁ雪ちゃん大丈夫?」


「あぁ…うん…」


「そのうちヒョーリちゃん、食べること出来るかな?」


雪耶は顔が真っ赤になり、怒鳴ろうとした瞬間


「檜泉君、私の料理食べたいの?」


「…………、うん」


檜泉は少し苦笑いしながら言った。


「分かった、じゃあ今度お弁当作ってきてあげる」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫