《MUMEI》

「久しぶりです」


『雹里、ついに時は来た、君はもうすぐ魔王になる』


「魔王?」


そういえば檜泉君も
そんなこと
言っていたな


『雹里、君の体はもう魔族の体になり始めている』


「魔族?」


『そうだよ、近いうち喚ばれるから、心の準備しておいてね』










雹里は目を覚ました。

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