《MUMEI》
私立探偵『榊 巧』
《A刑務所》

《面会時間は10分》

神野が、面会室に現れる。


『ん?お前は、あの時の刑事!』

面会人を見て、叫ぶ神野。


『そう興奮するな、刑事…か、あの状態ではそう思われても仕方ないが…残念ながら、俺は刑事じゃない。


俗に言う、私立探偵と言うヤツだ。
俺は、『榊 巧』と言う。


逮捕に立ち会ったのは、あの学園長に身辺の護衛を、頼まれていたからだ。


もしかしたら、私は殺されるかもしれない〜とね。だが、駆けつけた時は、既に遅かった。』


『だが、殺したのは、私じゃない…』


《あと5分》


『面会時間も残り少ない、手短に言おう。
お前は犯人じゃない!』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫