《MUMEI》
過去編までの粗筋
〜過去編までの粗筋〜
時は453年(凰年453年)のことである。
今まで権勢を誇り、約450年という長きにわたり絶対君主制を誇った劉王寺家が家督争いで内紛した。
その内紛も西国(後の立類国)では王類が劉王寺龍皇(後の正負龍臣)を擁し463年(凰年463年)西国平定、東国(後の香金国)では佐城譱鉦の父、佐城清平太平王が劉王寺十皇(後の十務理)を擁して西国平定の4年後の467年(凰年467年)東国を平定した。
そして470年(原年元年)原島にて両国成立を互いに認め、両国とも正式な劉王寺後継を立類国、香金国のみどうしで競い合う事を誓約とした「一統後継成立二国合戦」いわゆる「原島合戦」での後継決定を約束し、年号を凰年から原年へ変更し国家組織を一新したのである。
そして立類では王類が階級制度(位制)である「皇位」を478年(原年8年)に創始し、自ら皇位の最高位である立類太平国大皇となった。
それに続いて香金でも佐城清平太平王の子、佐城譱鉦が483年(原年13年)香金位制である「王位」を創始、自ら最高位の香金平等法嚠王に就任した。

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