《MUMEI》 雹里は服や髪、絞れるだけ絞り立ち上がった。 「ここどこ…」 辺りを見渡すと、そこはさっきまでいた体育館ではなく、小さな湖がある森の中だった。 外国かな…? でもどうして… 瞬間移動でも しちゃったのかな… 『すぐまた会えるよ』 雹里は檜泉の言葉を思い出し、キョロキョロし檜泉を捜したが、見当たる限りでは見つからなかった。 前へ |次へ |
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