《MUMEI》

「体は向こうの世界のなんだけどね、魂はこちらのもの。

魂と肉体がやっと混ざりきたため、君の成長は魔族としての成長になり始めた。

そのためここ3年、まったく成長していないだろ」


雹里はこくりと頷いた。


「ヒョーリ、君には魔王になってもらう」


すると左側からちっという舌打ちが聞こえ、金髪の男性と雹里は音が聞こえた方を見た。


「魔王陛下、どうして弱そう女を魔王にするんですか」

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