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《MUMEI》 俺は、みずき、の両肩に手を置いてた 抱きしめてしまいそうだった 今、光は、寝てる… 柔らかそうな、胸… パジャマ姿の、みずき… …… 何考えてんだ、俺わぁ！ 光は、俺を信用して、泊めたのに、 みずき、だって 雅人「ご、ごめん、怪我ない？」 みずき「う、うん、大丈夫…」 雅人「…俺、寝るね、おやすみ」 みずき「…おやすみ…」 布団に潜り、自己嫌悪になった 馬鹿かぁ、俺は… みずき、絶対、変だと思ったよな… まじまじと、みずきの胸を見ちまったし… その夜、俺は眠れなかった… 翌朝、気まずいのも、あり 朝食を丁重に断り 帰ったんだ 逃げるように… 光が寝てたのが救いかな とても、目を見て話せない… 最低だ、俺 けど 思い出すのは、みずき、の白い肌… ……情けない…… しばらく会いたくなかったけど… そうも、いかない… 光「雅人、この前はごめんね、飲み過ぎたみたいだ」 雅人「大丈夫だったか？」 光「うん、雅人、朝早く帰ったんだって」 雅人「あっ、うん…」 光「ゆっくり、してけば良かったのに」 雅人「…あっ…その…急にバイトが…メール来てて… 」 光「そっか、悪かったね、面倒かけて、｣ ｢雅人が居て助かったって言ってたよ」 すまなそうな顔する、光 雅人「飲み過ぎるなよ、」 光「うん」 内心、ドキドキだった みずき、が、話してたら… 光「今日、うちで、飯食って行きなよ」 雅人「えっ！」 光「この前の、お詫びだよ」 雅人「いいよ、お詫びなんて」 光「いいじゃん、バイト無いだろ、今日は」 雅人「そうだけど…」 光「雅人も一人暮らしなんだから、たまには、外食じゃなくさ」 雅人「…」 光「みずき、の手料理、美味いって言ってたじゃん」 雅人「う、ん…」 光「決まり、行こう」 断りきれない俺… けど…気まずい…なぁ… 余計な心配だったようだ みずき、も、何も言わず、暖かく、俺を迎えてくれた 光「軽く飲む？」 食後に光が言った 雅人「いや、酒はいいよ」 光「いいじゃん、俺も、少し強くならなきゃいけないし、付き合ってよ」 雅人「…」 みずき「飲み過ぎないでよ、大変なんだからぁ」 光「わかってるって」 「それに、雅人居るから、大丈夫だよ」 雅人「勘弁してくれー」 「マジ、大変だったんだぞ、それに、俺、帰るからな」 光「泊まってけばいいじゃん」 雅人「そう、何度も泊まれるか、２人の愛の巣に」 光「…あっ、酒足りないなぁ、買ってくるよ、飲んでて」 雅人「あっ、オイ、光！」 「…聞いてないな、あいつ…」 みずき「光、ほんと、雅人、雅人、だよ、妬けるなぁ」 雅人「何言ってんのぉ…」 前へ |次へ |
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