《MUMEI》

「ちょっ!なっ!なっ、た!あ!ン〜ッ!」
「だから動いちゃ駄目だって、試験官薄いんだから中で割れたら困るの聖だよ?」
もがこうとする俺を真剣な表情で押さえつける二人。
なんかまるで俺の方が悪者みたいな、暴れる俺がいけないみたいな雰囲気。



どちらにせよ、悔しいけど敵わない…、俺は諦めて力を抜く。
「抜いてよ〜……」
仕方なく大人しくなりながらも一応言ってみる。
赤ちゃんがオムツを替える時みたいな恥ずかしい格好。
二人に尻の穴をガン見されてもう、……なんとでも、勝手に見てくれって…
アハハ!段々麻痺してきたぞ!!

「いい子だからもうちょっと我慢してね?……スゲーぇ…
ゴクッ…まる見え…」
「ペンライト貸せ!その角度じゃ長沢にしか見えない!」

「〜〜〜!!!ッ!」

ぺ、ペンライトッ!!?
彼らは満足したのかズルズルと試験官が抜かれた。
そして腕の束縛も解かれる。
「はぁ、もう、嫌だ〜…」
ホッとしながら腕を摩っていると
「時間ないから急ぐぞ長沢」
「あ、本当だ、もう10分しかないや」
「急ぐって……」

嫌な、予感……

「先生フェラで10分でイける?聖ちゃんまだ上手じゃないから集中しないとイけないかもなんだけど」
なっ!
いっつも聖はフェラが上手いって言ってたのはお世辞だったのか!?

「無理だ、上手い奴でも20分はかかる、今回は俺に掘らせろ」
「それは無理です、俺だって10分じゃイけないし……」

「じゃあいっぺんにするしかないな」

は?はあ??

「仕方ないですね、そうしますか」

「ヒャアッ!!」
突然貢がベッドに寝そべったかと思うと同時に松本は俺を持ち上げそこに座らせた。
「ァアアッ!!アア〜……」
熱い貢が簡単にずっぷりと俺の中に挿ってきた。
「随分解れてんな、これならもう一本挿るな」
「え?、わっ!!」
貢に腕を引っ張られ深く繋がったまま抱きしめられた。
「俺のとローターまとめてならいつもしてるから…、一応ローションお願いしますね、切れたら治るまで使えなくなるから」
「分かってるって、」
カチャカチャとベルトを外す音がする。
さすがにこれから何をされるのか俺は理解して
「ヤダ!ムリぃ!挿いんないって〜ッ!…あっ!あん…」
もがこうとしてもしっかり抱きしめられていて更に下から数回突かれた。





その甘い感覚に阿呆な俺は感じてしまい自分から貢にしがみついてしまった。

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