《MUMEI》 『1ヶ月…あと僅かしかない…』 杳子は…呟いた。 『例の〈紫色の服の似合う少女〉を見付けるのが、第1だ。 彼女が見付かれば、無罪が証明出来る。 それと〜もう1つ、警察には一笑に付されたらしいが… もう1人、アリバイを証明出来るかも知れない人物がいる。』 …学園への山道の途中で、マリつきをしていた少女。 その子の手から、逸れたマリを手渡してやったそうだ… 『小さな子だから、覚えてるかどうか、分からないけど… もし覚えていてくれたら… 明日でも行って見る……行くか?』 『ええ!』 前へ |次へ |
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