《MUMEI》

「ヒョーリ、服が濡れているようだね」


クロディウスは雹里の服を触りながら言った。


「はい、ここに来たとき湖に落ちまして」


「それはいけません!早く体を温めましょう!」


するとティイオラは、雹里をお嬢様抱っこをし何処かへ走り出した。


「やれやれ」


クロディウスは苦笑いしながらルイスを見た。


「ルイス、お前はヒョーリが魔王になることをどう思うんだい?」

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