《MUMEI》

ある一室につき、ティイオラは扉を開けた。


中は無駄に広く、特に変わったものは置いてなかった。


赤い絨毯にベッドが1つ、ベッドの隣にはサイドテーブルがあるだけだった。


「今は殺風景な部屋ですが、陛下の好きなように家具とかを揃えて良いですからね

では失礼します」


ティイオラは一礼すると部屋出て行ききちんと扉を閉めた。


雹里は無駄にデカいベッドに近づき、靴を脱いで上に乗っかった。

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