《MUMEI》

ルイスはえっという顔をしていた。


「魔王陛下とか、陛下とかイマイチピンっと来ないんです、出来ればヒョーリと呼んでほしいです」


ルイスは納得したように微笑み、雹里の手を取った。


「それがお望みなら、呼ばせていただきます、ヒョーリ」


ルイスはそのまま、雹里の手にキスをした。


「私はあなたに一生ついていき、命尽きるまでお守りします」


「??」


雹里はキョトンと首を傾げた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫