《MUMEI》 「‥?」 アンリ様の御部屋に向かおうとして──僕はある物を見付けました。それは‥ 「‥毛糸‥?」 一本の毛糸。 しかもそれは、何処かへ続いているようなのです。 「───────」 毛糸を辿り、進んで行くと──‥ 「‥ぁ」 ある御部屋の扉の前に着きました。 そこは、アンリ様の御部屋。 扉には、毛糸が挟まっています。 毛糸玉を御運びになる時に、ほつれてしまったようです──。 名前を呼ばれ、ノックをして中へ入ると、やはりその御方の手には毛糸玉が。 何か御作りになる御つもりなのでしょうか。 前へ |次へ |
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