《MUMEI》 新たな手掛かり《Y刑務所》 『なんだって!ペンダント?』 榊は叫んだ。 『うん、少女の胸にペンダントが掛かっていた。ちょっと、珍しい浮き彫りが、ついていたんで思い出した。』 『分かった、そのペンダントの形を教えてくれ! よし、直ぐに手配する!』 『あ……ちょっと待った!』 神野先生が榊を呼び止めた。 『それと…今、急に思い出したんだが… 彼女を抱き上げた時、ふわりとした甘い匂いが… あれはたしか…ラベンダーの香りだ!』 『分かった!ペンダントとラベンダーの香水だな。 これで一歩近付いたようなものだ!!』 榊は、足早に出て行った。 前へ |次へ |
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