《MUMEI》 「ユリウス、ヒョーリを魔王にしても良いかい?」 「まぁ魔王としての素質はある!しかし、こんなチビガキが魔王とはこの先不安だな!」 ユリウスはツンツンしながら言った。 クロディウスは軽く微笑むと、眠っている雹里の頭を撫でた。 すると雹里が目を開け、上半身だけを起きあがらせた。 雹里は袖無しのワンピース着ていて、両肩には包帯が巻かれていた。 雹里はゆっくり全員を見渡し首を傾げた。 前へ |次へ |
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