《MUMEI》

「トランシルヴァニア魔国には他にも貴族がいるけど、今は私たちだけを覚えとけばいいよ」


「はい、分かりました」


雹里はクロディウスを見た後、テオルスを見た。


「あっもしかして同じ名前のことを気になっているのかな、

テオルスは貴族の魔族と普通の人間の間に生まれたため、私の方を名をね。

ルイス、ユリウスは母の方の名なんだ」


その時、ユリウスはクロディウスを気にくわないかのように睨みつけた。


「そうなんですか」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫