《MUMEI》
22団 強敵襲撃
遠く離れた所


部屋は薄暗く、しんと静まり返っている。


「そうか、同類がいたか。」


「はい、どうしますか?」


「連れてこい。」


「生きたまま?それとも死んだ状態でですか?」


「生きたままに決まってるだろ。」


「はい。」


男は部屋から消えた。

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