《MUMEI》

『やっぱり、手掛かりにゃならないよ、こんな店で売ってる、安物のペンダントじゃ出回り過ぎてる。』


カチン!
『こんな店?安物?日本一の香水店に向かって!これでも安物!?』
店員が、値札を出した。


『え?150万円!?このペンダントが150万円!?』


『このロケットペンダントは、蓋の浮き彫りは純金だし、ほら、中に仕込んだ宝石に、特殊な方法で〜香水を吹き付けて、長い間香るように作ってあるの。

この製法だけで、26の特許があるのよ、高価だものね、買った人なんて僅かだし…

ラベンダーなんて、1つしか売れてないわ!』


『何!?』

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