《MUMEI》

俺達3人は、微妙な関係のまま
まぁ、仲は、悪くならなかったかな…

光と、みずき、が、別の部屋で寝てるってだけで、
後は、何も変わらない?

何も、変えないように、してたのかも

そんなとき、事件が起きた
光から、電話が有った

雅人『もしもし』
『?…』

『……』
話し声が聞える… 

携帯のボリュームを上げた 
『黙って着いて来ればいいんだよ』

誰の声だろ… 

『止めてよ!』

!みずき、の声だ

『…』
車に乗せられたのかな? 
『ツーツーツー…』

切れた…

ただ事じゃないよ
どうしよう…

光、確か、みずき、の大学に迎えに行ったんだよな

最近、みずき、の電話に、無言電話が頻繁に有って

こっちから電話してみるか?…

いや…違うな…
折り返し、電話が欲しい感じじゃない…

光、危険な目にあってると、俺に知らせたかったんだ…

みずき、の、関係だろうな…
光を狙うなら、自宅か、この大学だろう

みずき、絡みなら、みずきの親族…

問題は、何処に連れて行かれたかだ…

………

わからない…

警察…

動いてくれないよなぁ…
このぐらいの証拠だと…

今、俺に、出来る事は…

みずき、が狙われたとして…
何故、大学で…

みずき、の、居場所がわからないからだよな…

光の家は、バレてないって事かな

光の家に行ってみるか…
鍵、持ってるし…

光が、みずき、と、エッチしないから、安心しろとか言って、いつでも勝手に来ていいからって、鍵渡したんだ、俺に…

勝手に上がって、みずき、襲ったら、どうすんだって、俺が言ったら
光も、みずき、も
俺に、そんな、勇気ないって…

まぁ、無いけどね…

ダメ元だ、行ってみよう…

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