《MUMEI》 *結花の話**+*+*+*+*+*+* 約一年前の春────。 「雅〜!!」 「あれ?結花じゃん。 おじいさんの具合大丈夫なの??」 おじいさんの具合が悪かったから学校休んでたのに 今日は来たんだ。 「それがね!! 咲かない桜の木、探したの。 やっと見つけてお願いしたの。 そしたらおじいちゃん前よりも元気になったの!!」 両親が共働きだから 昔からおじいちゃんっ子の結花は もちろんおじいさん大好き。めちゃくちゃ心配してたの。 元気になって良かったって思ったけど、 はっきり言って桜の木の方が気になった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |