《MUMEI》

朝イチで、光が弁護士さんに電話を入れたらしい…

…すごいね…
警察の人の態度まで変わるなんて…

光は、足の骨にひびが入ってるって…

内臓からも、出血があるみたいで
何日か、入院だって…

みずき、が、心配だった…
みずき「雅人…顔が…」

雅人「ん?」

鏡見て…「!」

昨日は、そんなでもなかったのに…

腫れあがってる…
紫色に…

雅人「き、きもい顔…」
自分で言ってみた…

みずき「痛い?」

雅人「大丈夫だよ」

光の手はずで、
手続きは、簡単に終わった
光に頼まれ、光の部屋の片付けを…

業者が来て、念のため、鍵を変える

雅人「これが、ボタン?」
みずき「うん、警備会社が来てくれるの」

雅人「それで、警備さん、居たんだ…」

「俺…あんまり、役にたたなかったなぁ」

みずき「そんな事ないよ」
「犯人捕まったし」

雅人「…」

一通り終わらせたとき

インターホンが鳴った

みずき「!」

みずき、まだ、恐怖引きずってるな… 

雅人『はい』

弁護士さんだった 

名刺を渡され
光の病院に寄った帰りだと言ってた

犯人は2人供、検挙されたと

自供では、みずき、の肉親が、黒幕らしい…

裏付け捜査中らしい
 
 
警察が、犯人から押収した携帯を光に届けたと

みずき、の携帯も、渡された

中身と、通話記録、警察が調べてる、と、…

続けて

「言いにくいのですが、暴行罪で、起訴して、よろしいですか」
「場合によっては、強姦罪も、適用できますが…」

みずき「…」

雅人「ギリギリまで、待ってって訳には、行かないんですか?」

「あまり、得策では、ないですが、不可能では、ありません」

なんか、事務的だなぁ…

そんなもんなのか…

一通り、説明され

「何かありましたら、連絡下さい」
「水無月さん、から、承ってますので」
 
と言って帰って行ったんだ…
 
雅人「…事務的だよね…」
みずき「…」

雅人「光に、電話してみよう、今後の事の相談もあるし」
 
みずき「うん…」
 

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