《MUMEI》

『坂井先生!あなたは…生徒に何を教えているんですかね?』
茶木理事長は、冷やかな目で言った。


『あ…の、すみません、オレが…あ、いえ私が悪いんです。蓮見は、関係ないです。』


『坂井先生?それは…どう言う事ですか?まさか、あなたが蓮見くんを誘ったと言う事ですか?

そう言えば〜今あなたは、蓮見くんの家に同居してますね?

その状況を利用して…と言う事ですか?』
校長が尋ねた。


『違う!僕が…』


『はい!私が蓮見くんに、無理矢理〜関係を迫りました。だから…処分は私が受けます。
蓮見くんは…被害者なんで…見逃して下さい。』


『真人!』


『ほう?坂井先生、では、あなたが全部悪いと?面白い、では〜私の自宅で、詳しく事情を聞かせて貰いましょうか?

話を聞いてから、処分を決めましょう!それで良いですね?坂井先生?』


『はい、茶木理事長。蓮見くんは自宅へ帰して下さい。』

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