《MUMEI》

「俺は!する方で興味があるんだ!
誰が試験官突っ込んで下さいって言った?誰が3P頼んだ?
だ〜れ〜が〜た〜の〜み〜ま〜し〜た〜か?」

ドガッ!!


「うっ!ひ、聖ちゃ〜ん……」

股間を蹴られて丸くうずくまる貢。
もう今日は許さない!!


「ホテル…」


「へ?ほ、ホテル?」


「クリスマス近いだろっ!ホテル予約してこい!取れるまで帰ってくんなっ!」
「クリスマス…、クリスマスか〜…、ふふふ…、やっぱり聖ちゃんだってしたいんじゃ…うぁ゛うッ゛!」
更に一発鳩尾に落とす。

「暴力はんたい〜…」

「あとな、もうフェラしないから!つかされたって仕方ねーよな?下手なんだろ?イけねーんだろ?
あ〜もうムカつくムカつく〜〜〜ッッッッ!!!」


ドガッ!ドガッ!ドガッ!

「ひぇ〜ッッッ!
ごめんなさい!ごめんなさ〜いッッッ!!」




怒り爆発した俺に土下座までして謝った貢。



よれよれの状態で塾を初めて自らの意思でサボり、(俺は強制も脅かしもしてない)

パソコンに向かい夜中までホテル探しに没頭していた。




俺は…


ぐっすり寝た。
とにかく寝た。



起きたとき予約取れてなかったらまた殴ってやる!






END

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