《MUMEI》 理事長の罠カチャ… 『どうぞ、坂井先生。お入り下さい。』 理事長が、ドアを開け、部屋に通された。 『どうぞ、座って?』 『あの…』 オレは、異様な部屋の雰囲気に首を傾げた。 『何か?坂井先生…珍しいですか?フフッ…』 『あの…この部屋は…?』 『私の趣味の部屋ですよ…秘密のね…フフッ…ハハハッ… いや失礼!こんなに早く、あなたが手に入るなんて…ね。嬉しくて…つい…。』 『は?何を…理事長?って…まっ…』 オレは、理事長に腕を掴まれた。 『なっ…離せよ…』 『良いんですか?蓮見くんが、どうなっても?私は、どうでも良いんですけどね?』 …なんだ?コイツ…嫌な雰囲気だな!それに〜この部屋は…拷問部屋?みたいだ… ガチャリ… え?腕輪…鎖がついてる?え?えーーっ? ボーッとしてる間に、囚われの身になった坂井先生である。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |