《MUMEI》 目を閉じた… 気配が近づく… 唇に… …… 俺、光(男)と、キスした… ……… 光「…」 雅人「…」 みずき「…」 「…うん……決めた」 「…私、光と、別れないからね…」 「光の個性、受け入れる」 光「みずき…」 みずき「…いまさら、捨てられても…困るよ…」 光「けど…俺は…」 みずき「雅人は?」 雅人「はい?…」 みずき「雅人は、光とキスして、どう、感じた?」 雅人「…どうって…」 「…どうなんだろ?…」 みずき「真剣に聞いてるのに…」 雅人「いや、真剣に、考えてるょ…」 雅人「同性と、キスしたわけだけど…」 「…何だろう…」 「…上手く、言えないけど…」 「光が、俺を、思ってると、思うと…そんな、変な気は、しないんだけど…」 「…男どうしって、考えると…やっぱ、違和感あるよなぁ…」 みずき「光は?雅人とキスして…」 光「ドキドキした…」 みずき「…そっか…」 雅人「…てか、これじゃ、寝れないよ…俺…」 光「…俺も…寝れないなぁ」 みずき「光、私にキスしてみて」 光「えっ…」 みずき「早く」 光と、みずき、が唇を合わせた あの唇、 さっき、俺が、触れた唇だ…… あっ…どっちもかぁ… みずき「…雅人の方が…気持ちいい?」 光「…同じだけど…」 「……その、何て言うか…」 みずき「…わかった…」 「言わなくていいよ…」 みずき、が立ち上がり、部屋の外へ 光「…」 雅人「…」 みずき、カクテルサワーを持って来た 「…」 みずき「飲んで」 俺と光に手渡すと みずき、一気に飲み干した みずき「2人供、飲んでよ!」 言われるがまま、俺も、光も飲んだ みずき、2杯目の缶を開けて、飲む、みずき… 光「みずき…」 雅人「そんな、飲み方したら…」 みずき「私、悪魔の女になる…」 言い放ち、2杯目を飲み干した…みずきだった… 前へ |次へ |
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