《MUMEI》 雅人「…光…俺、どうなるかわからないけど…」 「…まったくわからないんだけど…」 「どこまで平気か…」 「いや、違うな…」 「光を愛しく、思えるか…かな…」 「身体だけでも、ダメだろ…」 「信頼関係も、そうだし…」 「考えると、難問だらけだけど…」 「試してみるか?…」 光「雅人、ムリしてない?」 雅人「ムリかどうかも、わからないんだ…」 光「…俺なら…気にしなくても…」 「みずき、さえ、よければ、この場で、みずき、とだけでも…」 雅人「そんなんだったら、しないよ…俺…」 光「…」 雅人「これは、俺達3人の関係がどうなるかって、問題なの…」 光「…」 雅人「普通なら…普通って言い方が違うな…」 「多数派なら…みんな、バラバラになるのが多いいケースだと、思う…」 「俺達だけの、関係が作れるか、どうかでしょ?」 みずき「うん、そうだね」 雅人「誰かの犠牲や、誰かの我慢で成り立つ事じゃないんだ」 光「そうだね…」 雅人「先ずは…」 「風呂入らない?」 「寒くない?」 みずき「うん…寒い…」 光「もう一回入ろうか」 雅人「行こうぜ」 光の手を引いた 雅人「つかまりな、足痛いだろ」 光「…ドキドキするよ…」 みずき「…光…凄いよ…」 光「…うん…」 みずき「複雑…」 雅人「みずき、お酒何か持って来てよ」 みずき「うん、わかった」 光に肩をかしながら、露天風呂に 雅人「気持ちいいなぁー」「やっぱ、温泉は」 光「そうだね」 みずき「はい、お待たせ」 光「みずき、何で、バスタオルしてんの」 みずき「恥ずかしくなっちゃって…」 「とにかく、乾杯しよう」 雅人「新しい試みに、乾杯」 「乾杯!」 みずき「光、お酒大丈夫?」 「痛くなってきてない?」 光「少し、けど、大丈夫」 光が、みずき、に近づき バスタオルを外した みずき「きゃっ」 光「ズルはダメ」 みずき「だってぇ…」 光「みずき、立って」 みずき「えっ」 光「立って」 みずき、が立ち上がる 太股あたりから、上が、お湯から出てる 光「雅人、みずき、綺麗でしょ」 雅人「うん、ほんと、綺麗だ」 みずき「恥ずかしいょ」 光が、みずき、の片足を持ち上げた みずき「あっ」 光「俺も、雅人も、丸見えだったんだから、みずき、もね」 雅人「…」 みずき「…」 「ダメ、限界、恥ずかしい」 お湯に、首まで浸かった、みずき 光「雅人、また、鼻血出すなよ」 雅人「うん…」 スゲー…全部、見えちゃった…… ヤバい、のぼせてきた… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |