《MUMEI》

光「雅人、ありがとう」
「ムリしたんじゃない?」
雅人「ムリしてないよ」

光が身体を起こした

光「俺の口で…嫌だったでしょ」

俺も、身体を起こし

雅人「不思議と、平気だった、」

光「みずき、と、の為に…」

雅人「それだけだったら、こうは、なってないんじゃないかなぁ」

まだ、勃起したままの物を指差しながら言った

光「ありがとう、雅人」

光が手を差し出す

雅人「お礼を言うの、変だぜ」

光の手を握った

雅人「女、みたいな、指だよね」

光「…軟弱だから…」

みずき「軟弱じゃないよ」「光、私を、守ろうと、闘ってくれたじゃない」

光「守れなかった…」

みずき「結果じゃないよ」「光の、気持ちがうれしかったの」

みずき、の手が、俺と、光の手の上に重なる

みずき「雅人も、私を守ってくれた」

雅人「あんまり、役に立たなかったけど…」

みずき「ううん…うれしかった…」

みずき、が涙ぐむ

みずき「あの、2人、私が、妊娠しない身体なの知ってた…」

雅人「!?」

光「うん、…」

みずき「兄の、回し者だって、直ぐわかったよ…」

雅人「どういう事?」

みずき「妊娠しない女だから、犯しても、問題ないって…」
「私の、中に出してやるって…」

光「みずき、…」

光が、みずき、の涙を、手で拭った

雅人「妊娠しないって…」
光「みずき、ね、幼い頃、兄さんに…」

みずき「自分で話す…」
「…妊娠したの…無理やり、されて…」
「私、小学生だったんだよ…」

雅人「なっ!」

みずき「処置したんだけど…そのとき…色々あって…」

言葉が出なかった

みずき「高校生のとき、、他の事で、検索したら…」
「子供は、無理でしょうって…」

光「…確率が低いだけで、無理じゃないよ…」
「人口受精とかだって…」
雅人「…」

みずき「…だから、中で、出しても、へーきだからね」

ムリに、笑顔作る、みずき
俺、唇、噛み締めながら…
みずき「雅人、また、泣くぅ」

光「泣き上戸だったね」

わなわな震える俺に

みずき「雅人が泣いたら、私、泣けないじゃん」

雅人「そんなんで、みずき、が泣かないなら…」
「俺、泣きっぱなしでいい…」

みずき「…雅人ぉ」

光「雅人、泣き虫だなぁ」
雅人「……」

みずき「私、平気だから、泣かないで」

光「雅人…雅人が、あの日、駆け付けてくれたから…」
「みずき、出される前に…」

みずき「うん、それだけでも、…雅人、ありがと」

みずき、が頬に、キスしてくれた

みずき「あんな、奴らに性欲処理されるなんて、まっぴらよ、

…雅人に、感謝してるよ」
雅人「…」

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