《MUMEI》
先生救出
『さて、どうするかな?』
右京は、理事長宅の前に立っていた。


勢いで、来て見たものの…正面からいけば、門前払いだろうな…。


『右京坊っちゃん!』


『篝!来てたのか?』


『はい、理事長宅の見取り図は、バッチリですよ!坂井先生の居場所も判りました。』


『流石、伊賀忍者の末裔だけあるな〜。』


『ただ、警戒が厳重なので、お助けするまでは、出来ませんでした、すみません。』


『そうか〜、今夜、救い出そうと思うんだけど…勝算はありそうか?』


『うーん、頭数を揃えた方が、無難ですかね?庚と辛を借りてきますね。あの二人なら、頼りになりますから…』


『ああ、任せるよ。』


…待ってろよ、真人!必ず助けてやるからな…。

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