《MUMEI》

「あの中に入ってもいい?」


「はい、どうぞ」


女の子は緊張した様子で雹里を中に入れた。


台所は雹里が住んでいる所は全く違った。


冷蔵庫とかはなく、野菜などは籠に入って床に置いてある。


しかし水道はあった。


部屋の真ん中には普通の木のテーブルが置いてあり、椅子が5脚がおいてある。


「昨日と今日のご飯はみんなで作ったの?」


「はい、そうです」

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