《MUMEI》 「陛下のお口に合うかは分かりませんが、どうぞ」 「ありがとう」 雹里は1つマドレーヌを手に取った。 女の子たちはじーっと雹里を見つめているため、ちょっと食べにくいが一口食べた。 「うん凄く美味しい」 女の子はまたしても嬉しそうな顔をし、雹里も微笑んだ。 「あの陛下は嫌いなものとかありますか?」 女の子はペンを持ちながら言った。 前へ |次へ |
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