《MUMEI》

「ガラッ…」


体育館に入る僕とヤマ。


「クロさん!!
ヤマトさん!!」


「よっす〜!!」


「久しぶりっすね!!」


「そう?
学校で会ってんじゃん。」


「や、
そういうことじゃなくて…」


翔太たちが僕を迎えてくれた。


僕とヤマは、


体育館の端で着替えて練習に参加。








「おい!!


つまんね〜ミスすんな!!


で!!


ミスした後笑ってるってどういうことよ!?


やる気あんのか!?」


「すいません…。」







「お〜。


翔太キャプテンらしくなってんじゃん!!


たった2週間で!!」


「まぁ…


もともとあいつは勝利中毒だからな。


俺たちがいなくなって、


キャプテンになって、


やりやすくなったってのが実際だろ。」


「…ふ〜ん。」


「さて、
行くか。」


「うん。」

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