《MUMEI》

『罪を恐れて生きるのは、本当の人生じゃないよ、梓!

今日〜神野先生を呼んだ…あの先生に間に立って貰って、杳子さんにも、甲崎社長にもお詫びをしましょう。』


……真っ平よ、真っ平だわ!……

……そんな事になる位なら……なる位なら………


梓は〜紐を握り締め…学園長の背後に近付き…首に巻き付け締め上げた…


『ぐえっ!!』


『私は甲崎家の娘よ!此れからもずっと…

でも杳子は、邪魔だけど殺さないわ、私が初めて好きになった、神野先生の心を奪った、憎い杳子…

ただ殺しただけじゃ、飽きたりないのよ!

じわりじわりと追い詰めて、自分で自分の命を絶つように追い詰めてやる!

それが終わる時〜私の本当の幸せが始まるのよ…』


ドサリ……
学園長の身体が、床に崩れ落ちた。
それを、冷たい顔で見下ろす梓…。

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