《MUMEI》 でも、それでもちゃんと確かめたいと思った。 瑠魅を信じていたい。 ずっと親友でいたい。 そう思っていたから。 「ねぇ瑠魅?」 気がつくと、口が勝手に動いていた。 「えっなに?」 「瑠魅って、私の好きな人言ってないよね・・・」 私がそう言うと、瑠魅はびっくりしていた。 「えっ?なに、いきなり・・・。言ってないよ。あの約束もちゃんと覚えてるよ」 瑠魅は迷わずそう言った。 前へ |次へ |
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