《MUMEI》

ぐったりと項垂れる、坂井先生。


『おや?少しやり過ぎたですかね?まだこれからですのに…夜は長い…』
冷たく笑う理事長。


その頃…
理事長宅の正門に、突っ込む一台の黒塗りの外車!


ガガーーーンン!!
車は、玄関にぶつかり止まった。


『何者だー?』
警備員が、走り出た!黒塗りの車は、大勢に囲まれた。


バーン!
車のドアが、勢い良く開いた!


シュュウ…ボン!
轟音と共に、白い煙が辺りを包んだ!


バタバタバタ…
周りを囲んだ人々が倒れていく。


後ろのトランクが開き、庚と辛が、飛び出した!


『凄い効き目だな?篝の眠り薬は…』


『ああ…びっくりだぜ!おっと…新手だな?行くぜ!辛!』


『ああ、久し振りに、暴れるぜ!庚!』

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