《MUMEI》

僕等[神軍]は普段は陸軍扱いになっている。正規軍扱いでは無く、大きな戦場にしか進軍しない。
骨髄から神経に埋め込まれたチップにより微弱なパルスが発信し僕等の力をコントロールしている。
巨神はまだ発掘されたばかりで鎧形式の小型兵器を練習用に機動させていた。燃料は全て翼族の力によるものだから、余計なコストを抑え、軽量化し、殺戮兵器として[神軍]は確立したのだ。
戦場にはまだ三度しか行っていない、その三度で僕等は[鐡の悪魔]と悪名が轟いた。
[神軍]は五十も満たない人数で五千以上もの人を殺している。

鐡の悪魔――――――。翼人練習用巨神複製兵器、正式名称[五葉]。
イツバは量産型で、発掘された巨神のデータを基盤に僕等のレベルに合わせてある操縦機だ。
イツバは低コストを目標に作られた。
クズ鉄を溶かして固めただけの簡単な形状だ、鳥の骨にも似た外見で僕等は操縦桿に内臓のように押し込まれて乗る。
外が低コストなのは防御が僕等翼人がバリアのように空気圧を変化させ身を守れるからだ。

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