《MUMEI》 想い「はぁ・・だるいし・・疲れた・・・涙が出てくるよ」 携帯を握り締めた。 「〜♪」 「はい・・・」 「目黒??大丈夫か?」 「はい・・・まぁ・・・」 「咳してるのに?」 「えっ?」 「ガチャ」 「先生っ!!」 ドアが開いて・・そこには城山先生がいた。 「大丈夫じゃないんだろ??」 「先生??」 「きっと・・辛いと思う・・それでも・・いいのか・・?」 「えっ??」 「目黒が好きなんだ」 「先生っ・・・」 先生が雪を抱きしめる。 「目黒・・・」 「先生・・・」 叶わないと思っていた、この思いが叶うなんて・・思いもしなかった。 「でも・・先生・・学校大丈夫なんですか?」 「今日は・・授業がないんだよ・・・理科。2、3年生の理科の先生が担当してるから」 「先生・・好きですっ」 「分かってるよ、そんな事」 そういいながら、顔が真っ赤な先生。こんな先生を知ってる生徒は私だけなんだ・・。 「今日は・・ゆっくり休めよ」 「先生・・行っちゃうんですか・・?」 「行かないで欲しい?」 「うん・・・・///」 「分かったよ・・」 前へ |次へ |
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