《MUMEI》 願いねぇ…燐…これから私達‥逢わなくなって‥逢えなくなっちゃうのかな・・・・? 「燐っ・・・・」 「死にたいよぉ」 死んでしまいたいと思うたびに、森山の声が聞こえた。 「明日を生きる事ができない人だって・・いるんだよ」 あの・・声が私の体を止めるんだ―。 ねぇ・・雪さん・・貴方は病気と闘う毎日がそんなに幸せだった?? 私・・・生きていて・・ちっとも幸せじゃないよ。大好きな燐に逢えないんだから―。 「もう・・・・絶対・・あんな事しないでくれ。お前は生きるんだよ・・・・・」 森山の優しい・・切ない声―。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |