《MUMEI》
孤独
それからの私は、表向きは今までと同じ。

でも、裏では、『信じても無駄』『人は皆同じもの』とか、こんなことしか考えていなかった。

今まで『友達』と呼んでいた人達と話すときも、作り笑いばかり。

時々、話を合わせて話すこともあった。

聞かれたらただ答え、必要以上に話さない。

必要以上に距離を縮めない。





そんな日が数ヶ月続いたある日のことだった。

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