《MUMEI》

『あと1週間、用務員さんも、紫の服の少女も見つからない。』


『う……む、新聞で捜して見ようか?…用務員と少女の二人を!』


『杳子、榊さん!

変な噂〜聞いたのよ、例の用務員さんがね……ほら、T海岸にある水族館。

今、持ち主が死んで、新しい持ち主を探している〜

まるで空き家みたいな水族館、あそこの近くで、見かけたって言うのよ!』


杳子と榊は、噂を確かめに、水族館に来ている。


『ホントに、こんな所に居るのかしら?

水の浄化装置なんか動いてるけど、餌…やってるのかしら?』


杳子は、試しにポップコーンを水槽に入れて見たら…魚が凄い勢いで集まって来た。


『やっぱり、やってないらしいわ。』

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