《MUMEI》

『ま、あなたの知らない事だけどね、私の幸せを、そのまま受け継ぎ…

代わりに、私は無一文の孤児…なんて真っ平よ。

私自身を守る為なら、何人でも殺してやる…そして…


最後が、あなた!


心配しないで良いわ……あなたは、石の重りを着けて、海の底で静かに眠らせてあげる。』


『!!』
逃げる紫の服の少女!


『真犯人に襲われて、あなたは連れ去られてしまった…と言うストーリー

結局、最後の証人は消え迷宮入りよ。』


梓は、紐で首を絞める…ギッ!ギリギリ…


『が…学園長も、こうやって殺したのね!』

紫の服の少女が苦しげに聞いた。


『なんですって!何故、あなたが、それを!』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫