《MUMEI》

湯船につかりながら

光「しちゃったね」

雅人「しちゃったな」

光「急がないと、みずき、待ち合わせ場所に来ちゃうよ」

雅人「急ごう」

身支度して、部屋を出るとき

光「ねぇ、雅人、キスしてよ」

光の唇に、チュッ

光「へへっ」

照れ笑いしてた

俺、男も女も、出来るんだな…
自分に驚いてた

光とキスするのに、ためらいはなかった

その時、俺の携帯が鳴った
雅人「実家から?何だろう?」

雅人『はい、もしもし』
『……』

………

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